アウトドア 登山

はじめてのテント泊登山の準備(夏山編)

こんにちは。

 

今回はテント泊登山(夏山)の準備に関してお伝えします。

 

というのも、先日友人に

「来年テント泊登山チャレンジしたいんだけど何準備すればいい?準備大変だよね?」

と聞かれました。

 

ぶっちゃけ大してハードル高くないんですが、予想以上にハードルを感じているようなのでこちらで紹介しようかと。

山好きならぜひ早めにチャレンジしてもらいたいです。

(決して登山を舐めているのではなく、テント泊はそこまでハードル高くないよって話なので悪しからず。)

 

 

本記事の目的

 

 

テント泊のメリット、デメリットを知ってもらう。

テント泊登山のはじめ方、準備をお伝えする。

 

 

対象

 

テント泊登山に興味のある方

 

 

結論

 

 

メリット

自分で全て持ち歩いている充実感、一日の行動が短い、遠くまで行ける、夜の山頂の雰囲気が最高

 

 

デメリット

追加の装備高い、荷物重い、混雑時のテント場争奪戦

 

 

準備

下記ステップで準備してください。

 

・事前準備

保険、行き方帰り方温泉チェック、ルート決定、登山届、近しい人への連絡

 

・持ち物

夏山登山 + テント、寝袋、マット、食事、行動食、水

 

・当日(日帰りとの差分)

日程はいつもの2倍は見ておくこと

いつもよりゆっくり歩くこと

山小屋への到着は昼過ぎ目安

 

・帰宅後

テント干す

荷物の整理

 

 

 

 

 

メリット

 

 

 

・自分で全て持ち歩いている充実感

衣食住全て自分で持ち歩いて山に挑みます。

めちゃくちゃ充実感あります。

 

 

・一日の行動が短い

山小屋泊と重なる部分ありますが一日の行動が短くて済みます。

というのも、日帰りの場合往復で10時間かかるルートでも、

宿泊前提であれば単純計算で一日目登りで6時間、二日目下りで4時間程度歩けばよいです。

個人的には一日無理するよりも、むしろ宿泊前提の方が登山は楽だと考えています。

 

 

・遠くまで行ける

宿泊前提であれば日帰りでは行けない場所まで行けます。

しかもテント場は大体1000円~1500円です。めちゃくちゃリーズナブル。

例えば5泊する場合、山小屋に止まり続けると一泊8000円程度すると考えるとそれなりの金額になりますが、

テント泊であれば5000円です。

行程が長ければ長いほどテント泊をお勧めします。

 

 

 

・夜の山頂の雰囲気が最高

夜のテント場は本当に静かで異世界です。

山小屋泊もめちゃくちゃ居心地よくておすすめですが、

一度はテント泊も味わっていただきたいです。

 

 

 

 

デメリット

 

 

・追加の装備高い

夏山日帰り登山に追加する装備の金額が高いです。特にテント、寝袋。

というのも、テント泊用のテント、寝袋は高性能で軽量のものを選ばなければいけません。

(山頂は寒い、荷物は極力軽くしなければいけない。)

最低でもテントは2~3万円、寝袋も2~3万円します。

ただ、一回揃えてしまえば滅多に買い替えるモノでもないのでタダみたいなものです(?)

 

 

 

・荷物クソ重い

一泊二日で食料全て持っていくと8㎏くらいかな。昨年5泊6日で裏銀座行ったときは15kg近かったかと。

その重さで登山するのでかなり身体に負荷かかります。

荷物捨てたくなりますが…不自由を楽しみましょう。

 

 

 

・混雑時のテント争奪戦

基本的にありません。

ただ、お盆などの人気の時期に有名どころ行くとめちゃくちゃ混みます。

お盆で北アルプス行ったらテントの争奪戦が繰り広げられます。あと秋の涸沢。

早めにテント場につかなければいけません。

 

 

 

 

 

準備

 

事前準備

 

 

・保険

保険は入ってください。遭難した場合に費用請求される可能性あります。

1000円程度から入れます。

場合によるらしいのですが、ヘリコプターで数十万~数百万、

民間の捜索隊に依頼すると一日数十万かかることもあるそうです。

変な心配をネグるためにも保険には入っておきましょう。

 

モンベル | 保険 (montbell.jp)

※年間でそんなに登山行かない人は短期保証で単発で加入しましょう。

 

 

 

・行き方帰り方温泉チェック

登山口までの往復の方法は確実におさえておきましょう。

というのも、行き方で迷って出発が遅くなり山小屋への到着が遅くなると危険です。

 

また、帰りは帰りのバスや電車のタイミングが合わず、

1時間待たなければいけないなどのリスクがあります。疲れているで早く帰りたいですよね?

 

また、大事なことですが温泉の有無は先に調べておきましょう。

登山は「景色、山頂でのご飯、温泉」で1セットです!!

確実に温泉へ!!(*´Д`)

 

 

 

・ルート決定

ルートは事前にしっかり決めておきましょう。

特に登りは日帰りと違って時間がかなり時間がかかります。

確実に昼過ぎには到着するように計画しましょう!

 

 

 

 

 

 

・登山届

登山届は必ず書きましょう。

登山口に提出する場所があります。

住所、メンバー、予定ルート、緊急時のエスケープルート、緊急連絡先、持ち物、などを記載します。

 

※参考 長野県

【ながの電子申請サービス】利用者管理:利用者ログイン (s-kantan.jp)

 

※今後参考の登山届作成します。

 

 

 

・近しい人への連絡

近しい方に大まかなルートと日程を伝えておきましょう。

日帰りと違って荷物が重い上に日程も長いです。

できれば登山経験者がベスト。

 

 

 

 

 

持ち物

 

 

基本の考え方は「夏山+テント用品」です。

あとは、行動食などを日帰りよりも多く持っていきます。

 

No.チェック持ち物重要度備考
1ザック
2食料行動食、食料
3水(1日2L)
4地図
5コンパス
6熊鈴
7お金
8ホイッスル
9レインコート
10ヘッドライト
11登山靴
12時計
13テント
14寝袋
15防寒シート
16ザックカバー
17ウエットティッシュ手拭き、食器洗い
18保険
19山岳届
20タオル
21ゴミ袋
22帽子
23下着
24絆創膏
25ストック
26グラウンドシート
27フリース
28手袋
29カメラ
30ビニール袋ごみ袋、着替え入れ
31バーナー自炊しないなら不要
32クッカー自炊しないなら不要
33自炊しないなら不要
34ガス自炊しないなら不要
35洗濯バサミ干す用
36サングラス
37歯ブラシ
38サンダル
39サコッシュ
40トイレットペーパー
41コップ
42アイゼン 6本
43持ち物リスト
44ナイフ
45地図カバー
46ライターバーナー用非常用

 

 

 

当日(日帰りとの差分)

 

 

・日程はいつもの2倍は見ておくこと

日帰りと違って2倍はかかると考えておきましょう。

というのも、荷物の重さが段違いです。

自分の力を過信しないように!

 

 

・いつもよりゆっくり歩くこと

荷物が重いため足に負荷がかかります。

下りは本当に膝にきます。

ストックをうまく使うなどして負荷を分散しましょう。

 

 

・山小屋への到着は昼過ぎ目安

上でも何回か述べましたが、昼過ぎには到着しましょう。

テント設営、食事作って早めに就寝、となるとこの時間がベストです。

もちろん次の日の出発も早めです。

 

 

 

 

帰宅後

 

 

・テント干す

テントとグランドシートを干しましょう。

後回しにするとおっくうになってやらないので…

 

 

・荷物の整理

次にそのまま持っていけるくらいに荷物の整理をしましょう。

反省も活かせて一石二鳥です。

 

 

 

 

その他、注意点

 

 

・経験者と行くこと

まずは経験者と行くことをお勧めします。

私は初めてのテント泊は一人で行きましたが失敗でした。準備も甘く、装備もなめてました…

元々体力ある方だったので何とか乗り切れましたが、今あの装備と準備だったらかなり危なかった…

 

 

・ゴミは残さないように

ゴミに関しては確実に持ち帰りましょう。

持ち込んだものは全てです。

ちょっと最近の登山マナーが気になるので注意しましょう。

 

※登山マナーに関する記事

登山のマナーとは?初心者のための登山の心構え

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

基本的に上記のステップを追って行けば問題ないかと。

登山テント泊はメリットでもお伝えした通り本当におすすめです!!(*´Д`)

 

もし、本記事に漏れがあったら更新します。

上級者からの指摘もお待ちしております。

 

 

 

以上、お読みいただきありがとうございました。

またおすすめ登山など紹介します!

 

 

 

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

yama77

長野県出身、東北在住。ここでは、物事の考え方、取り組み方、を皆さんと共有できればと思っております。

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