インドア ボードゲーム

ボードゲームのルール説明方法

こんにちは!

本日は「ボードゲームのルール説明の方法」に関してお伝えします。

ボードゲームのルール説明するのって難しいですよね。いつも困ります。

 

   

今回記事を読んでほしい方

  ・ボードゲーム伝道師の方

  ・友人・家族・恋人などにルールを説明するときにうまくいかない方

 

 

  

なぜ、本日このテーマを選んだかというと、

 

  ・最近、ボードゲームの伝道を進めている。

  ・ボードゲームになじみのない友人へのルール説明でいつも悩む(特にカタン。カタンって結構説明大変じゃないですか?)。

 

※参考: カタンの構成要素

 

 

 

ということで、最近私が心掛けている「ルール説明の方法」に関して説明します。

 

 

私が考える「良い説明」は下記4点です。

 

  ・開始前に「めっちゃ楽しそう」と思わせる。

  ・ゲームの全体感がわかる。

  ・ゲーム開始前に戦略が立てられる。質問が出る。(理解が進んでて前向き)

  ・いきなり経験者とほぼ同等にプレイできる。

 

 

基本的に「練習プレイ」はせずにいきなり経験者と一緒に楽しめれるのが理想かなかと。

 

そんな説明ができるように普段から考えていることを書きました。

 

みんながこれを参考にボードゲームを伝道してくれれば幸いです。

 

  

 

結論から言うと下記で説明する「ハイブリッド型」が最もいいかと思います。

詳しくは下で説明しますが、「全体感がつかみやすい」「自分が何をすればいいかすぐにわかる」といったことが理由です。

 

 

 

ルールの説明の仕方は大きく分けて下記の4つです。

 

 ① 時間軸型

 ② 「自分がやること」から積み上げ型

 ③ 「ゴール」から逆算型

 ④ ②③ハイブリッド型 ← おすすめ!!

  

 

④が難しいと感じても、少なくとも①~③のどのスタイルで説明するか意識することをお勧めします。  

説明する際に、どれかの型を意識して説明しないとぐちゃぐちゃになります。

 

 

では一つ一つメリットデメリット説明します。

 

① 時間軸型

 

箱を開けてからゲームが終わるまでの時系列に説明する方法です。

普通にわかりやすさを意識せずに説明する場合、この説明になると思います。

ただ、これは大体説明を受けている側は全体感をつかみにくく説明に入りにくい場合が多いかなと。

特に、カタンなど中量級を超えるゲームの場合は適していないかと思います。

  

 

メリット: 

 ・説明する側が説明しやすい。

 

デメリット: 

 ・説明を受ける側が「自分の手番で」何をしていいかわかりにくい

 ・説明を受ける側が「ゴール」を意識しにくい

 ・途中で説明の寄り道しがちになる → 全体感がつかみにくい

 

 

 

② 「自分がやること」から積み上げ型

 

これは、自分がゲームの中でどういったアクションをしてゴールに向かうか、といったことに軸足を置いた説明方法です。①に近いかな。

自分が何をするゲームか最初に説明する分、①よりもわかりやすいかと思います。また、説明する側も説明しやすいです。

ただ、ゴールの説明が後回しになるため全体感がつかみにくいかと。

 

   

メリット: 

 ・説明する側が説明しやすい。

 ・自分のアクションが分かり、説明に入りやすい。

デメリット: 

 ・説明を受ける側が「ゴール」を意識しにくい

 ・途中で説明の寄り道しがちになる → 全体感がつかみにくい

 

 

 

 

③ 「ゴール」から逆算型

 

何がゴールかわかりやすく、説明を受ける側が全体感をつかみやすいです。

ビジネスでも「結論から言え」と言われるように、この方法は①②より優れていると言えます。

ただ、自分が何をするのかわからず説明に入って来れないのと、説明する側がゲームの全体感と勝利への道筋を明確にわかっていないと説明がカオスになります。

私はカタンを説明するときにいつも「どうやったら楽しそうに説明できるか」試行錯誤していて、

この説明方法をすると「で、結局なにすりゃいいんだよ」って聞いてる側が途中で焦れます。

 

   

メリット: 

 ・ゴールがわかるため、ゲームの全体感がつかみやすい。

 

 

デメリット: 

 ・手番のアクションの話がないと説明が入ってこない。

 ・説明する側の理解度、スキルが求められる。

 

 

 

 

 

 

 

④ ②③ハイブリッド型 ← おすすめ!!

 

これは、説明者側のスキルと理解度が求められますが、説明を受ける側が全体感をつかみやすく、かつ説明を積極的に聞く姿勢にもなりやすい説明方法です。

まず、ゴール、勝利条件を説明し、

その後、手番で何をするか具体的な話をし、

あとは上流から下流に向かって説明する方法です。

 

   

メリット: 

 ・ゴールがわかるため全体感をつかみやすい。

 ・自分のアクションが分かり、説明に入りやすい(経験上、一番質問でやすい)。

 

 

デメリット: 

 ・説明者のスキル、ゲームへの理解度が求められる。

 

 

 

  

 

 

 

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※カタンでざっくり例を示すと、

 ・勝利条件: 10点取ったら勝ち

 ・手番でやること: サイコロ降って資源ゲット

 ・点取る方法は4つ

 ・その4つやるには資源使わないとダメ。資源頑張って手に入れよう。

 (こんな感じで説明すると勝手に質問出てきます。)

 

以上で説明を終わります。

 

スムーズにゲームの説明をすることで、限られた時間に多くのボードゲームを周りの人と楽しめることを祈っていま

伝道頑張りましょう!!

 

ご意見等ありましたらコメント欄にお願いします。

 

 

お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

yama77

長野県出身、東北在住。ここでは、物事の考え方、取り組み方、を皆さんと共有できればと思っております。

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