こんにちは。
今回は「妻が大学に再入学してよかったこと」をお伝えします。
妻は大学院で学びたいとモヤモヤしながらいろいろな理由で学部で卒業。
一方で大学院で研究したかったと後悔していたようです。
で、結婚を機に将来を話し合ったときに「大学院進学」という話が出ました。
いつになっても「学ぶ姿勢」を忘れてはいけないなぁ、と気が付かせてくれた妻には感謝です。
(参考)筆者プロフィール
理工系大学院卒業。非IT技術者としてメーカーで働く。
目的
結婚後、妻が大学院に進学することのメリット・デメリットを紹介。
また、同じような境遇にいる方へアドバイスをする。
対象
・奥さんが学校に行きたいと考えている方
・学校に再入学したいと考えている方(配偶者を説得するのに使ってください)
結論
デメリットよりもメリットの方が大きいです(配偶者にとっても自分にとっても)。
快く学校進学へ向けて協力していくことをお勧めします。
ただし、計画性は必要です。
概要
我々のスペックとしては下記です。
・2人とも30代前半
・子供はいない
・私は日系重厚長大メーカー勤務
・妻は専門職
で、結婚を機に後悔しない人生について話し合ったところ、「妻の大学院進学」という選択肢が出ました。
個人的にはメリットしかないかと考えて計画化して2人で実行。
メリット
※妻のイメージ画像
配偶者の夢がかなえられる
そもそもの目的です。
昔から研究したい欲が強かったので学校に再入学できて満足度は高そうです。
皆さんそうだと思いますが、社会人になってから学校で学びなおしたいって思いますよね?
彼女はそれができているので幸せそうです。
また、若者と混ざって勉強するのは刺激的でいろいろ発見があるそうです。うらやましい。
配偶者の専門性が上がる → 就職に有利?
専門性が上がって、就職の選択肢が増えました。
これは家庭としてプラスではないかと。
一時的には学費などでマイナスですが、総合的に考えると金銭的にはプラスに働く想定です。
配偶者の研究が捗る(隣に私がいて無償でアドバイスできる)
結婚後に学校入りなおしたことで妻の研究が多少は捗る部分はあったかと思います。
というのも、パートナーが近くにいれば研究発表の練習や資料つくりのアドバイスなどできるからです。
私はまがりなりにも修士号持っているのである程度のアドバイスできましたし、ただ発表練習に付き合うだけでも助けになるかと。
結婚後に再入学したメリットはこんなところにもありました。
隣で勉強している人間がいると、私の勉強も捗る
これが私の最大の狙いでした。見事に的中。
妻が課題や研究を黙々とやっている横で、私は本業の勉強や資格勉強に集中することができました。
こういう環境を作れたことはメリットかなと。
休日に二人してPCに向かい合いながら勉強する、という選択肢ができたことは得難いことでした。
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勉強関係の稟議が通りやすくなる
勉強関連の出費に関して稟議が通りやすくなります。
私の場合は、転職の際に短期留学に行ったことも資格試験の出費も特にとがめられません。
このような投資に対する稟議の通りやすさは思わぬメリットでした。
こどもができたときの予行練習ができる
こどもの進学、進級、卒業、の予行練習ができました。
受験、入学金振り込み、奨学金…などなど結構やることあります。
半分親目線で見守っていて積極的に関わることができました。
こどもの進学は失敗できませんが、妻の進学はある程度失敗がききます(時間に余裕があるため)。
そのため、そういった予行練習ができたことは良かったかなと。
時間効率を考えるようになる
時間効率を考えるようになりました。
「配偶者が学生だったら暇じゃん」と思われるかもしれませんが、そんなことはなく結構時間が無くなります。
学生は遅くまで研究やっているので家事をそれまでよりも分担するようになりました。
生活を成り立たせるために効率的になったかなと。
お金についてめっちゃ考えるようになる
働いているのが私だけなので収入も減りました。
学費でお金が飛びます。
ですので、最も金銭面で弱い状態になりました。
共働き > 一人仕事、一人家庭 > 一人仕事、一人学生
なので、極力節約するようになりましたし、お金に関してシビアに考えるようになりました。
その代わり、家での自炊やおうち遊びが増えたので新たな発見がありました。
デメリット
金銭的にはマイナス
上記でも述べましたが、金銭的には圧倒的に共働き状態よりも弱い状態です。
ただ、ちゃんと考えて計画的に進めていけば普通にやっていけます。
現代人は贅沢しすぎ?
また、奨学金なども駆使すれば問題なく生活できます。
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マネーフォワード(Money Forward)のおすすめ理由、使い方
妻が大変そう
研究を朝から晩まで学生の体力に合わせて実施するのは非常に大変そうでした。
また、せっかく入りなおしたので全部の授業を完璧にこなしていました。すげえ。
(普通のことですが、私はできませんでした。。)
なので、パートナーとチームで乗り越えていく必要があります。
こどもをつくるタイミングが難しい
こどもを作るタイミングが難しくなります。
受験前~入学~在学中~卒業~就職~就職してから1年、くらいまでは子供作れない、と考えています。
(実際やろうと思えばできそうですが。)
ですので、ちょっと計画性が必要になってきます。
同じ境遇の方へのアドバイス
さっさと結婚すればよかった
ちょっと話がそれるかもしれませんが、さっさと結婚しておけば子供の心配しなくてよかったなぁと反省。
結婚は早ければ早いほどいろんな選択肢を2人で描いて行けるので早く結婚することに賛成です。
留年してもいいくらいの心構えで
留年してもいいというくらいの心構えでしっかり勉強することをお勧めします。
せっかくいろんなハードルを潜り抜けるので。
一番大切なのは夫婦仲です。お互い焦らずチームで卒業目指しましょう!
2年で終わる専門学校、短大、大学院、がおすすめ
オススメなのは2年で終わる専門学校、短大、大学院です。
正直、4年生大学行きなおすのはハードかと。金銭的にも。
まずは上記の2年で終わる学校を検討してみてはいかがでしょうか?
給付の奨学金を狙え
給付の奨学金を貪欲に狙っていきましょう。
私も奨学金免除になりましたが、そこまでハードル高くありません。
また、思った以上にいろんな奨学金が学校、国、地域、企業から出ているので調べてもらっちゃいましょう!
まとめ
いかがでしたか?
配偶者が再度学生になることは妻・夫はもちろんのこと自分にとってもメリットが大きいです。
特に「家庭内に勉強をやる雰囲気」が流れるのが最もよかったと感じています。
ウチのレベルが一段上がったと思います。
金銭面のハードルはやっぱりちょこっと高いですけど、
配偶者が再入学することは個人的にはめちゃくちゃおすすめできます。
もし、悩んでいる人がいたら本記事をもって奥さんや旦那さんに相談してみてくださいー!!!
以上、お読みいただきありがとうございました。
また、妻の大学進学に関しての記事なども書いていきたいと思います。
よろしくお願いしますー!!