こんにちは。
本日はおすすめ旅行先紹介ということで「ヨルダン」を紹介します。
ヨルダンで確実におさえるべきは3つ。
・ペトラ遺跡の観光
・ワディラム砂漠のキャンプ
・死海でのダイブ
ただ、それだけではなく首都アンマンの中東っぽい雰囲気も魅力的ですし、
あのエリアにしては治安は割と安定している?ので旅行しやすいかと。
ちなみに私はイスラエルと併せて二週間程度滞在していました。
本記事の目的
・ヨルダンの旅行について概要を把握してもらう。
・ざっくりのモデルルートを見てもらってイメージをつかんでもらう。
対象
・中東へ旅行行きたいけどためらっている方
中東に興味あるけどためらっている方にはヨルダンはおすすめです。
比較的治安が安定しています。比較的です。。。
いきなりヘビーなトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありませんので自己責任で。
・ヨルダンに行ってみたい方
ヨルダンには有名な観光地がいくつかあります。ペトラ!
本記事を読んでモチベーション上げてください。
・ヨルダン行ったことある方
本記事を読みながら思い出に浸ってください。中東の雰囲気っていいですよね。独特で(*´Д`)
・「インディージョーンズの最後の聖戦」のロケ地どこ!?って知りたがっている方
インディージョーンズの最後の聖戦のロケ地があります。
私ははじめてこの映画を見たときに「なにここすげー!!!」ってなっていつか行きたいと思っておりました。
映画そのままの場所です。ペトラ遺跡。迫力満点です!!
ヨルダンはどんな国?
南をエジプト・紅海、北をシリア、西をイスラエル・ヨルダン・レバノン、東にイラク・サウジアラビアに囲まれた西側の中東の国です。
おそらく、、普通に日本で生活しているとここの地理関係はわからないと思いますが、
行けば覚えられます。覚えられない人は行ってみましょう!(?)
ちなみに、旅行者が現在移動できるのはイスラエル-ヨルダン、エジプト-ヨルダンのみです。それ以外の国は国境越えられません。
また、イスラエルとヨルダンの間には非正規の国境もあります。なんじゃそりゃ。
イスラエルとヨルダをまたぐように死海。
といったカオスな感じ。
人口は1千万人弱。東京より少ないです。
ただし、近年イラク、シリアからの難民流入により急激に人工が増えているそうです。
私が行ったときは数年前だったのでそういった問題は生じていなかったのですが、今行ったら雰囲気変わっているかもしれません。
なるほど。治安により注意が必要。
国土はほとんど砂漠のようなイメージです。
主な産業は農業、鉱業、畜業です。
中東なのに石油が出ないため国民一人当たりの生産量(GDP)は他の中東に比べて低めです。
せっかく中東なのにオイルマネーの恩恵が受けられていなくてかわいそう…
言語はアラビア語です。あのミミズみたいな文字で右から左に書くやつです。
全然読める気がしない…。
ちなみに私はほどんどわからずに数字とあいさつと悪口だけで乗り切りました。
(日本人のアラビア語専攻の人にたまたま会っていろいろ教えてもらった。)
宗教はイスラム教スンナ派です。
シーア派、スンナ派などの違いがわからないと思うのでそのうち「日本人向け宗教説明」みたいなこともできればと。
宇宙船地球号の乗組員としては宗教は必須科目なので。
モデルコース
モデルコースはざっくり三つです。
ヨルダン単独ルート(~1週間)
アンマン → ペトラ、死海、ワディラム砂漠 → アンマン
ヨルダンを満喫するルートです。
一旦ここら辺はマストで、このコースであれば一週間あれば回れます。
ヨルダン、イスラエル・パレスチナ自治区ルート(~2週間)
ヨルダンとイスラエル・パレスチナ自治区を満喫するルートです。
ヨルダンの有名どころに加えてエルサレムやパレスチナ自治区をめぐります。
ぶっちゃけ宗教周りや第二次世界大戦のコト勉強していかないと行っても「わぁ、キレイ」で終わってしまいます。
事前にちょっと予習していくことをお勧めします。
エジプト、ヨルダン、イスラエル・パレスチナ自治区ルート(1か月~)
上記ルートにエジプト加えます。
事前に予習しておくとかなり重厚な旅行が楽しめます(宗教とエジプトの歴史)。
私はこのルートで50日程度回りました。おすすめ。
(今ムリ)トルコ → レバノン → シリア → イスラエル・パレスチナ自治区 → ヨルダン → エジプト
このルートは今無理です。10年前なら行けました。
私が行ったときはすでに情勢が怪しい感じだったので諦めました。。。くそぉ。
シリア、レバノン辺りの状態が良くなったら検討してみてください。
しばらく無理だろうなぁ。
世界が平和になればいろんな国を自由自在にいけるんですけどね。
おすすめポイント
ペトラ遺跡
何と言ってもここは外せません。ペトラ遺跡。もちろん世界遺産に登録されています。
歴史は紀元前1000年以上さかのぼり、北のダマスカス(シリア)、南の紅海、西のガザ(イスラエル・パレスチナ自治区)の中継地点として栄えていた都市です。
海からは塩、西からはスパイス、北からは農作物、をここで中継していたのかなと。
ちなみに、「インディージョーンズ 最後の聖戦」のロケ地にもなった場所です。
崖の間を潜り抜けていき、開けたところにあります。迫力満点。
また、ペトラ遺跡だけでなく周囲の遺跡も迫力満点です。
ただし、一番奥まで行くのは往復で3~4時間程度かかった記憶が…。
ラクダに乗ったりしながらのんびり行くのがいいかと。
最後に、ここに入る入場料はめちゃくちゃ金額高いです。
今知りませんが、ペトラ遺跡見るだけで日本円でディズニー行ける値段しました。。
年々金額あがっていますが、ヨルダンでここは外せないので必須です。
(あえて金額調べません。行ったら絶対入ってください。笑)
ワディラム遺跡
砂漠です。ですがタダの砂漠ではありません。
奇妙な岩山がボコボコと。
いくつかの映画で地球外の惑星として撮影が行われているような場所です。
確かに見たことあるかも…
・レッドプラネット
・オデッセイ
・スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け など
そして、なんと言ってもここでキャンプができます!!
砂漠地域ではよくキャンプツアーが組まれているので、
ワディラム地方にいったら宿のオヤジか、近くのツアー会社に突っ込んでいって聞いて砂漠ツアー組みましょう!
アンマンでもツアー組めます。
夜の星空はたまりませんし、夕日もいい感じ。
死海やペトラに比べるとちょっと知名度が劣りますが、外せないアクティビティです。
死海
死海は読んで字のごとく高濃度の塩分を含む「死の海」です
通常の海が塩分濃度3%ですが、死海の塩分濃度は30%以上!!
その塩分濃度のおかげで完全に浮くことができます。絶対におぼれません。
(塩水の方が真水より重く、ほとんど水分でできている人体は浮いてしまう)
なんでそんなことになるかというと、湖面が海抜-430mという「低さ」にあります。
地球の地表の中で最も低い場所です。
そのため、近くの川が一斉に流れ込み、中東ならではの高温乾燥の気候で水分が蒸発し、
水に入っている塩分の割合がどんどん大きくなっていく、という風にしてこの高濃度の塩湖が出来上がりました。
潜ると大変なことになります。バカは潜ろうとします。私です。
穴という穴から色々出ます。涙、鼻水、唾液。
すさまじいです。潜っちゃダメ。
ちなみに、ミネラルが高濃度で凝縮されている死海の泥は肌の美容にいいとされています。
女性は潜って遊んだりしないで優雅に湖畔で泥パックをお楽しみください。
アカバでのスキューバダイビング
アカバは紅海に接しており、エジプト、イスラエルの国境となっています。
中東でスキューバダイビング、というイメージはないと思いますが、
紅海は川が流れ込んでいないため非常に透明度が高いです。ダイビングにめちゃくちゃおすすめです。
(川が流れ込む = 生活用水や工業排水が海に流れ込む = 海が汚い)
紅海の海の魅力は下記記事に書いたので興味ある方は読んでみてください。
スキューバダイビングってどうなの? エジプト・ダハブ編 | じっくりささっとブログ (yama77.com)
歴史、宗教的に興味深い
ちょっと真面目な話ですが、上記に述べたとおりイスラム教が主要な宗教です。。
世界三大宗教のイスラム教ですが、我々日本人にはなじみがありません。
宇宙船地球号の乗組員である我々にとって歴史、宗教は必修科目。
事前に歴史と宗教の知識を入れて、ヨルダンを題材にこれらの知識を深めるのも良いかと。
気を付けるポイント
・治安
個人に対するぼったくりなどはありません。
ですが、中東特有の情勢不安はあります。そういった意味では治安はあまりよくないかと。
最近の情勢は私もわからないので、行くからには自分で情報取っていきましょう。
少なくとも下記の外務省ホームページは確実に確認すること。
・文化、宗教、貧困、などに対して配慮すること
イスラム教は日本人にはなじみが薄いです。ですので、細心の注意を払いましょう。
例えば、明け方に爆音で音楽が流れたり、断食、豚を食べるのを禁止、と事前に情報入れておくことが必要です。
その一つ一つが目新しいのは確かですが、レジャー気分で接しないように。
郷に入れば郷に従え、ではないですが基本的には向こうの文化に敬意を払いつつ日本人の良さをわかってもらうのがいいかなと。
その他
・事前勉強をすることをお勧めします。
中東は本当に日本と文化が異なります。
宗教も歴史も食事も。
せっかくなので事前に勉強していくと吸収するものが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
上でも何回も書きましたが、文化が本当に異なります。
ただ、文化が違えど人はみんないい人ばかりです。
中東の雰囲気を思いっきり感じてみましょう!!
以上、お読みいただきありがとうございました!
またおすすめ旅行紹介したいと思います。